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教育のねらい

 生薬は医薬品の原点であり、漢方をはじめとする東洋医学は、今日その有用性が高く評価されつつある。中でも中国の伝承医学は『中国医学(中医学)』と呼ばれ、中国においては中医薬大学等で体系だった医学教育が現在も行われ、中西医結合(中医学と西洋医学の両面から治療を行う)など新たな試みがなされている。本邦においても、西洋医学とともに漢方療法が行われる機会が増えており、薬剤師として漢方療法の基礎である中医学の知識が求められている。中国医学(中医学)の真髄は『予防』にある。西洋医学、中医学の両方の観点から病気をとらえ、病気にならない体づくりに寄与できる薬剤師になってほしい。

研究室メンバー

(役職:氏名 / 学位)
准教授: 猪越英明(医学博士)
 助手: 山田哲也  (学士)

担当講義

(科目: 学年【前・後期】 /教員名)
東洋医学概論 第3学年後期(選択)/猪越英明

総合系ゼミナール第3学年後期 /猪越英明、山田哲也

研究テーマと概要

◇ 研究テーマ

中国医学と西洋医学の良い面を融合(中西医結合)させ、現代人にとって有益でわかりやすい「家庭医学としての中医学」の啓発および普及

◇ 指導方針

① 系統だった中国医学の教育を実践し、薬局や病院・病棟などの臨床現場で、漢方相談ができる薬剤師養成をめざす ② 漢方薬だけでなく、食養生などの生活習慣についても指導できるようにする ③ 中国医学を“家庭医学”として、啓発および普及活動ができるようにする ④ 中国の中医薬大学(漢方大学)と交流し、現代医療に役立つ中国医学の研究に努める

最近のトピックス

中国医学実践講座 2016年9月 於 東京

第1回 薬学生・薬剤師のための中医学セミナー 2016年8月 於 東京

中国医学研修 2016年8月14日〜21日 於 長春・北京