胡桃坂 仁志 先生(東京大学)による特別講義が行われました。

2023年7月10日(月)

薬学専攻博士課程 「臨床生化学特論」の特別講義として、胡桃坂 仁志 先生(東京大学 定量生命科学研究所 教授)にご講演いただきました。

演題:エピジェネティクスの基盤原理解明を目指したクロマチン研究

クロマチンによるゲノム機能制御メカニズムについて、最新の知見を交えて紹介しながら、今回は、RNAポリメラーゼIIが転写伸長複合体として転写を行う際に、「どのようにエピジェネティックなクロマチン情報をゲノムDNAに維持するのか?」、そのメカニズムを構造生物学的に解明したことについて、ご講演いただきました。

最先端の研究を興味深く丁寧に解説してくださり、大学院生、教員ともに大いに刺激を受けた講義でした。

胡桃坂先生は、本学薬学部のご出身(大37回)で、現在東京大学教授、早稲田大学名誉教授として活躍されています。

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