基礎教育からCBT、薬剤師国家試験までサポートします
- 研究室紹介 -

研究室のねらい

本センターは、入学前導入及び入学直後教育、学習相談室の運営、共用試験(CBT)関連業務、セミナーコースの運営、卒業試験・薬剤師国家試験対策などを行うことを通して、「医療と健康に関する分野で自らの使命を自覚し、そのリーダーとして積極的に活躍し、社会に貢献できる人材の育成」を目指しています。

研究室メンバー

(役職:氏名 / 学位)
  教授: 篠原 佳彦 (薬学博士・センター長)
  教授: 森川 勉  (薬学博士)
  教授: 横島 智  (博士(理学))
  教授: 三浦 典子 (博士(薬学))
  教授: 遠藤 朋宏 (博士(薬学))
 准教授: 片野 修一郎(理学修士)
 准教授: 緒方 正裕 (博士(薬学))
  助教: 吉田 君成 (博士(薬学))
客員講師: 栂野 正
 
6年生:3名
5年生:3名
4年生:8名
 
(平成28年4月現在)

担当講義

(科目: 学年【前・後期】 /教員名)
疾病と薬物治療I:    2年後期 /篠原
疾病と薬物治療III:  3年前期 /篠原
科別特論・演習 医療薬学演習I―i 臨床で活躍する薬剤師を目指して:
             4年前期 /篠原
科別課題研究(Bコース): 6年前期 /篠原
科別課題研究(Bコース): 5年通年 /篠原
アドバンス化学演習:   6年後期 /篠原
アドバンス物理演習:   6年後期 /篠原
アドバンス生物演習:   6年後期 /篠原
アドバンス健康・環境演習:6年後期 /篠原
アドバンス創薬演習:   6年後期 /篠原
アドバンス薬・疾病演習: 6年後期 /篠原
総合物理演習:      4年後期 /篠原
総合衛生演習:      4年後期 /篠原
総合薬・疾病演習:    4年後期 /篠原
総合法規演習:      4年後期 /篠原
薬・疾病ゼミナール:   3年前期 /篠原
後期選択専門科目II:   6年後期 /篠原
有機化学I:       1年前期 /森川
有機化学演習I:     1年前期 /森川
有機化学II:      1年後期 /森川
有機化学演習II:    1年後期 /森川
総合物理演習:      4年後期 /森川
総合衛生演習:      4年後期 /森川
総合薬・疾病演習:    4年後期 /森川
総合法規演習:      4年後期 /森川
科別課題研究(Bコース): 5年通年 /森川
化学系ゼミナール:    1年後期 /森川
物理学:         1年前期 /横島
基礎物理学集中講義:   1年前期 /横島
計算科学:        1年後期 /横島
物理系ゼミナール:    1年後期 /横島
課題研究(医療の最前線): 5年前期 /三浦
課題研究(PBL-T):    5年前期 /三浦
総合物理演習:      4年後期 /三浦
総合衛生演習:      4年後期 /三浦
総合薬・疾病演習:    4年後期 /三浦
総合法規演習:      4年後期 /三浦
人間と薬学I:       1年前期 /三浦
放射化学:        1年後期 /遠藤
G日程(物化・分析):  6年前期 /遠藤
数学I:          1年前期 /片野
数学II:           1年後期 /片野
応用統計学:       1年後期 /片野
多変量解析:       3・4年前期/片野
アドバンス化学演習:   6年後期 /緒方
アドバンス物理演習:   6年後期 /緒方
アドバンス生物演習:   6年後期 /緒方
アドバンス健康・環境演習:6年後期 /緒方
アドバンス創薬演習:   6年後期 /緒方
アドバンス薬・疾病演習: 6年後期 /緒方
薬局方総論:       4年前期 /緒方
総合ゼミナール:     1年後期 /緒方
総合物理演習:      4年後期 /吉田
総合衛生演習:      4年後期 /吉田
総合薬・疾病演習:    4年後期 /吉田
総合法規演習:      4年後期 /吉田
無機化学:        1年前期 /吉田
人間と薬学I:       1年前期 /吉田
化学系ゼミナール:    1年後期 /吉田

センターの活動について、これまでの実績(○)及び成果(⇒)について紹介します。

共用試験(CBT)関連業務

○CBT対応問題のPESS(薬学教育支援システム)DB化及びそのブラッシュアップ。
 CBT形式の問題(5000問以上)を教員が利用できるようにDB化。
 ⇒これにより総合演習を効率的に運用し、CBTにおいて良好な結果を得た。
  本年度から業者がDB構築し、本学ではそのブラッシュアップを行う。
○CBTルームの管理、CBT実施に関する業務
 CBTの準備、指導を行い、体験試験、本試験及び再試験を実施に参画した。
 ⇒いずれのCBTもトラブルなく実施できた。
○CBTに関する指導
 ⇒CBT対応能力の低い学生(総合試験チェックテスト成績不良者、CBT本試験不合格者など)に対して補講、再試験などを行い学力のアップに努め、CBTにおいて良好な結果を得た。
総合演習

○総合演習試験対策委員会の企画・実施に参画しその結果を集計した。
 ⇒総合演習においては問題の準備、採点、結果の表示などを担当することにより、教員の作業削減に寄与できた。
 ⇒速やかに結果を提示することにより、学生は的確な判断と対応をすることができた。

卒業試験・国家試験対策

○国試問題・卒試問題などのDB化と問題集の作成、採点、評価
・業者(アルプ)からの国試過去問に加え、各問を1行文としたDBを構築した。
・卒試過去問のDB化及び、分野別問題集の作成を行った。
・業者模試の問題から選択し、DBに加えた。
・医師及び看護師国家試験の過去問集から関連問題をピックアップしDBに加えた。
・症例事例集から選択しDB化した。
・PESSシステムの改善へ向けて作業をすすめた。
・これらに基づく練習問題の作成およびその採点、評価を行い、教員による指導の基礎的データを作成した。
 ⇒薬学教育支援システムの利用頻度のアップと効率的な教育に貢献できた。
 ⇒国家試験対策、卒業試験問題作成、卒業試験対策などに利用し業務を効率化するとともに国家試験の成績(合格率)の向上を果たした。
 ⇒5年~6年にかけてBコースで実施される4P80について、4P80対策委員会と共にプログラムを構築し、効率的に実施できた。
○国家試験に関する情報の収集と開示
・国家試験の自己採点、各大学とのデータ交換などを行い、成績の解析を行った。
 ⇒国家試験結果の収集、解析、改善策の提示することにより、対策などが的確に行われ、成績の向上に寄与した。
○既卒者国試対策の実施
・上記DBを利用し、既卒者に対して問題作成、送付・返却、採点、評価を行った。
 ⇒既卒者の国家試験対策にも多数参加し、プログラムを利用した。
アドバンス演習

○卒試委員会の企画実施に参画し、問題の作成、ブラッシュアップを行った。
○上記作業のためにPESSシステムの管理を行った。
今後、採点、結果の解析を行う。
 ⇒アドバンス演習においては問題の準備、採点、結果の表示などを担当することにより、教員の作業削減に寄与できる。
 ⇒速やかに結果を提示することにより、学生は的確な判断と対応をすることができる。

学習相談室の運営

○新設された学習相談室の運営に関し、用具などの準備、情報提供の業務を、学習相談室担当教員・教科担当教員により実施した(資料1)。
 ⇒学生にきめの細かい指導ができ、多くの学生が利用して、実力の向上に寄与できた。

入学前導入教育(直後教育も含む)

○AO入学試験、推薦入学試験、社会人入学試験、帰国生徒入学試験合格者を対象に、高校の化学と生物について、入学前教育を実施した。
○入学直後実力チェックテスト
 高校での化学と生物の理解度を、新入生と教員が知り、大学での修学を円滑にするために実施。もし必要な学生がいれば、1年前期に導入教育を実施。
 (範囲:化学Ⅰ、化学Ⅱ 及び 生物Ⅰ、生物Ⅱ)
○高校の化学のおさらい集中講座 (資料2)
 ⇒新入生の薬学学習に関するモチベーションを高めることに寄与できていると考える。

その他(教育研究活動)

1)ゼミナール(青少年の薬教育(3年))、
2)科別特論(セルフメディケーションに対応できる薬剤師の養成(4年))、
3)Bコースプログラム(PBLT(5年))
の企画指導を行った。
 ⇒多くの学生に薬剤師の果たすべき役割について認識を深めることができた。
○  大学教育・学生支援推進事業(テーマA)「薬事法改正に対応した薬剤師育成プログラム:セルフメディケーションを実現できる薬剤師育成プログラム」を獲得し、それを実施している。
 ⇒GPが獲得でき、教育施設の向上、ホームページの開設、システムの開発を行い、薬剤師教育の向上を目指している。学会において、活動に関する評価を得ている。
○戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE):地域ICT振興型研究開発 「症例ンテンツの知識情報を活用した地域介護支援システムの研究開発」を獲得し、それを実施している。
 ⇒SCOPEが獲得でき、地域薬剤師と協働し介護支援システムの構築を進めている。

研究テーマと概要

森川

薬学教育を主務とするセンターとして、重要な基礎学問である「有機化学」を効果的に教育して学習基盤を築くことを仕事のねらいとしています。また、医薬品の開発や医薬品の働きなどを理解するために、有機化学反応を解析してその応用性を検討することもねらいとしています。

基礎有機化学の教育方法の検討をテーマとして、有機化学の基礎理論を体系的に学ぶプログラムを構築して、学習効果を解析する。新しい有機化学反応を応用した医薬品合成をテーマとして、新規に開発された有機化学反応による医薬品合成の可能性について文献調査を通して研究する。

横島

生体内のミクロの世界で何が起きているかを知ることで、病気の理解や創薬へとつなげていく。

生体内で生体分子はどのように振舞っているのか、薬と生体分子はどのように相互作用するのかなどといった問題を計算機を用いて解析していく。

吉田

幅広い分野からなる薬学を理解しながら学ぶために必要な基礎科目の一つである有機化学について、2109室にて学習相談室を開講しています。有機化学の苦手な学生を一人でも減らす事を目的としているので、学年を問わず受け付けています。
(詳しくは学習相談室2110入り口の掲示を参照)

主な研究業績(過去3年間)

K. Ichida, H. Matsuo, T. Takada, A. Nakayama, K. Murakami, T. Shimizu, Y. Yamanashi, H. Kasuga, H. Nakashima, T. Nakamura, Y. Takada, Y. Kawamura, H. Inoue, C. Okada, Y. Utsumi, M. Nakamura, Y. Shinohara, M. Hosoyamada, Y. Sakurai, N. Shinomiya, T. Hosoya, and H. Suzuki
`Decreased Extra-renal Urate Excretion is a Common Cause of Hyperuricemia’,
Nat. Commun., 3, 764-770 (2012).
 
Y. Kurasawa, K. Yoshida, N. Yamazaki, K. Iwamoto, Y. Hamamoto, E. Kaji, K. Sasaki, and Y. Zamami,
`Quinolone Analogues 12: Synthesis and Tautomers of 2-Substituted 4-Quinolones and Related Compounds’,
Journal of Heterocyclic Chemistry, 49(6), 1323-1331 (2012).
 
Y. Kurasawa, K. Yoshida, N. Yamazaki, E. Kaji, K. Sasaki, Y. Zamami, Y. Sakai, T. Fuji, H. Ito,
`Quinolone Analogues 11: Synthesis of novel 4-quinolone-3-carbohydrazide derivatives with antimalarial activity’,
Journal of Heterocyclic Chemistry, 49(2), 288-292 (2012).
 
S. Yokojima, T. Kobayashi, K. Shinoda, K. Matsuda, K. Higashiguchi, and S. Nakamura,
‘π-Conjugation of Two Nitronyl Nitroxides-Attached Diarylethenes’,
J. Phys. Chem. B 115, 5685-5692 (2011).
 
S. Matsumura, K. Shinoda, M. Yamada, S. Yokojima, M. Inoue, T. Ohnishi, T. Shimada, K. Kikuchi, D. Masui, S. Hashimoto, M. Sato, A. Ito, M. Akioka, S. Takagi, Y. Nakamura, K. Nemoto, Y. Hasegawa, H. Takamono, H. Inoue, S. Nakamura, Y.-I. Nabeshima, D. B. Teplow, M. Kinjo, and M. Hoshi,
`Two Distinct Amyloid β-Protein (Aβ) Assembly Pathways Leading to Oligomers and Fibrils Identified by Combined Fluorescence Correlation Spectroscopy, Morphology and Toxicity Analyses’,
J. Biol. Chem. 286, 11555-11562 (2011).
 
Q. Gao, S. Yokojima, D. G. Fedorov, K. Kitaura, M. Sakurai, and S. Nakamura,
`Fragment-Molecular-Orbital-Method-Based ab Initio NMR Chemical-Shift Calculations for Large Molecular Systems’,
J. Chem. Theory Comput. 6, 1428-1444 (2010).
 
Y. Kurasawa, K. Yoshida, N. Yamazaki, E. Kaji, K. Sasaki, Y. Hiwasa, A. Tsukamoto, H. Ito,
`Quinolone Analogues 10: Synthesis of antimalarial quinolones having pyridyl moiety in N1-side chain’,
Journal of Heterocyclic Chemistry, 47(3), 657-663 (2010).

最近のトピックス

横島

量子化学計算、分子動力学、単一分子分光、NMR、質量分析、光合成、フォトクロミズム