感染症・腫瘍・免疫疾患に対する免疫調節の可能性を探る
- 研究室紹介 -

研究室のねらい

ヒトはさまざまな生物と共生関係にある.なかでも微生物は常在菌叢として存在し,体表を覆い尽くしている.同時に,病原性微生物は体表を突破し,体内に侵入して病気を起こす.免疫学教室では,微生物菌体成分と宿主との相互作用をさまざまな角度から解析し,免疫異常が関わる,難治性疾患の診断・治療薬の創出をめざす。
 
免疫学教室は,大学院生命科学研究科の兼担教室です. 
教室紹介は添付資料のとおり.
                       ⇒添付資料: 免疫学教室 Guidebook24 

 研究室メンバー

(役職:氏名 / 学位)
教授: 大野尚仁(薬学博士)
准教授: 安達禎之(薬学博士)
講師: 石橋健一 博士(薬学)
助教: 山中大輔 博士(薬学) 
 
研究員:7名 
博士課程:7名 
6年生:16名 
5年生:11名 
4年生:14名
(平成28年4月現在)

担当講義

(科目: 学年【前・期】 /教員名)
微生物学:2年【前期】/石橋健一
基礎生物学集中講義/石橋健一
免疫学:2年【後期】/大野尚仁,安達禎之
臨床免疫学:3年【前期】/大野尚仁,石橋健一
細胞工学:3年【前期】/安達禎之
 
薬剤師の職能と自己将来展望:4年【前期】/安達禎之,石橋健一,山中大輔
 
免疫学実習:2年【後期】/大野尚仁,安達禎之,石橋健一,山中大輔
総合ゼミナール:1年【後期】/安達禎之
生物系ゼミナール:2年【前期】/石橋健一,山中大輔
人間と薬学Ⅰ:1年【後期】/大野尚仁
PBLT演習:5年【後期】/石橋健一
総合演習:4年【後期】/石橋健一
アドバンス演習:6年【後期】/安達禎之
 
卒論関連科目;科別英語特論:4年, アドバンス英語:5年
ラボラトリー演習:5,6年,課題研究:4 ,5,6年/大野尚仁,安達禎之,石橋健一,山中大輔
 
創薬生化学特論:大学院・薬科学専攻/大野尚仁
 
 
(平成28年度) 

研究テーマと概要

1)βグルカンの癌免疫療法への応用

癌免疫療法は代替医療の側面,ならびに細胞療法・遺伝子療法の側面の両面から臨床的可能性が探られている.我々はさまざまなβグルカンを現有しているので,それらを駆使して,両面への応用を展開している。

2)深在性真菌症の早期治療法の開発

細胞壁βグルカンを可溶化する方法を開発したので,可溶性βグルカンとカブトガニの体液凝固因子を用いて,早期診断の確立をめざしている。

3)血管炎症候群の解析

抗好中球自己抗体産生が関わる自己免疫疾患について,基礎動物モデルならびに臨床の両面から解析している。

4)内毒素性ショックの解析

細菌内毒素受容体CD14に対する単クローン抗体を樹立したので,これを用いて,ショックを分子レベルから解析している。

主な研究業績(平成28年度(2016))
            平成27年度(2015)研究室の実績はこちら

原著・総説および著書

原著

1)
 
 
2)

著書

1)
Mouse Models of Vascular Diseases、Analysis of Kawasaki Disease Using a Mouse Model, CAWS Vasculitis in DBA/2 Mice, Induced with a Water-Soluble Extracellular Polysaccharide Fraction Obtained from Candida albicans、277-296、Springer
Naoto Hirata, Naohito Ohno


 

最近のトピックス

1)真菌細胞壁βグルカンの可溶化方法を開発した.真菌症の早期診断に役立てるほか,疾患の原因究明へのツールにもなりそうである。

2)マウスCD14の単クローン抗体を樹立した.これは細菌内毒素の結合部位に対するクローンであり,内毒素性ショックの機構解明に役立ちそうである。

3)薬用茸から,新規βグルカンを開発した.これらを用いて,経口免疫機構を解析することは予防医学の確立に役立ちそうである。

4)カンジダ由来の細胞壁多糖CAWSによって,マウスに川崎病類似の血管炎を誘発できることがわかった。

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