医薬品の効果および副作用の予測とそれに基づく個別投与法の開発
- 研究室紹介 -

研究室のねらい

医薬品の効果および副作用を理論的に解析し個別の薬物療法を目指す。

研究室メンバー

(役職:氏名 / 学位)
教授: 山田安彦(薬学博士)
准教授: 高柳理早(薬学博士)
助手: 木村耕二(薬学修士)
 
6年生:15名
5年生:17名
4年生:10名
(平成29年4月現在)

担当講義

(科目: 学年【前・後期】 /教員名)
人間と薬学Ⅰ   :1年前期
医薬情報Ⅰ    :3年前期
医薬情報Ⅱ    :3年後期
疾病と薬物治療Ⅶ :3年後期
医療薬学特論-ⅰ  :4年前期
医療薬学演習Ⅰ-ⅰ :4年前期
総合演習     :4年後期
医療の最前線   :5年後期
臨床薬理学特論  :6年前期
アドバンス演習  :6年後期
分子創剤制御学特論:大学院修士課程前期
医薬品情報学特論 :大学院博士課程前期

研究テーマと概要

 生体に投与された薬物は、標的とする部位に到達した後、そこに存在する受容体、酵素、チャネルなどの標的分子に作用して薬物作用を発現する。当教室では、これらの過程を理論的に解析することにより、臨床における医薬品の効果および副作用の評価を行っている。そして、ヒトおよび薬物の個別化に関するデータを統合した薬効解析モデルを構築し、患者毎の最適な薬物投与設計の確立を目指して以下の研究を行っている。また、医療機関、製薬企業、および公的機関と共同で研究を推進している。

1)ヒトの個別化に関する研究

 薬物に対する生体反応の個人差を解明するために、その指標となるバイオマーカーの探索を行っている。薬力学的観点からは、薬物の反応に関与する内因性生理活性物質の量的および質的変化や遺伝子多型を検討している。薬物動態学的観点からは、非侵襲的な生体試料中薬物濃度から、患者個別の作用発現部位における薬物濃度の予測を試みている。

2)薬物の個別化に関する研究

 生体に対する薬物反応の特質を明確にするために、薬物作用の発現過程を理論的に解析している。薬物の動態学的特性と薬力学的特性を加味した標的分子結合占有理論を開発し、それを用いてモデリングを行うことにより、同種同効薬との定量的比較に基づく薬物の個別化を試みている。

3) 医薬品開発・適正使用に関する研究

 上記1)および2)で得られた個別化データを統合することにより、臨床における患者個々の医薬品の効果および副作用の予測を試みている。医薬品開発においては、臨床第Ⅰ相試験を安全に行うための用量設定や、適切な常用量設定に関する研究を行っている。医薬品適正使用においては、臨床の様々な状況でも医薬品を有効かつ安全に使用できる方法論を構築している。また、医薬品の色調測定に基づく、定量的チェックシステムの開発も行っている。

主な研究業績

研究室の業績のページをご参照下さい。

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