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医療技術の高度化、医薬分業に伴う医薬品の安全使用といった社会的要請に応えるべく、医療の担い手としての薬の専門知識、技能、コミュニケーション能力を備えた質の高い薬剤師の養成が薬学教育には求められている。本センターにおいては、これらの社会的要請に答えるべく、基礎薬学研究、病院、保険薬局など多様な分野で活躍してきた経験豊富な教員が「プラスアルファの薬剤師」の養成を目指して新たな薬剤師教育方法の開発に努めている。
役職 | 氏名 | 学位 | 所属学科 |
教授 | 堀祐輔 | 博士(医学) | 医療薬学科 |
准教授 | 秋山滋男 | 博士(医学) | 医療薬学科 |
大山勝宏 | 博士(薬学) | 医療薬物薬学科 | |
鈴木信也 | 博士(薬学) | 医療薬学科 | |
戸張裕子 | 博士(医学) | 医療薬学科 | |
講師 | 大石咲子 | 博士(医学) | 医療薬学科 |
影山美穂 | 修士(応用生命科学) | 医療薬物薬学科 | |
武井佐和子 | 薬学士 | 医療薬物薬学科 | |
濱田真向 | 博士(薬学) | 医療薬学科 | |
原直己 | 博士(薬学) | 医療薬学科 | |
増田多加子 | 修士(薬学) | 医療薬学科 | |
助教 | 鯉沼卓真 | 修士(薬学) | 医療薬物薬学科 |
(五十音順) | |||
卒論生 | 6年生 36名 | ||
5年生 37名 | |||
4年生 37名 | |||
(2024年4月現在) |
学年 | 科目 | 担当 | |||||
1 | 前期 | 病気とくすり | 堀、大山 | ||||
人間と薬学Ⅰ | 堀、秋山、大山、戸張、大石、影山、武井、濱田、増田、鯉沼 | ||||||
後期 | ゼミナールⅠ(薬局薬剤師の仕事を体験してみよう) | 堀、秋山、濱田、増田 | |||||
2 | 後期 | ゼミナールⅢ(シミュレーション教育) | 堀、秋山、濱田、鯉沼 | ||||
ゼミナールⅢ(IPE) | 堀、秋山、大山、戸張、濱田、増田、鯉沼 | ||||||
ゼミナールⅢ(災害薬学論) | 堀、大山 | ||||||
3 | 前期 | 臨床薬学概論 | 堀、秋山、影山、武井 | ||||
後期 | 地域保健薬学概論 | 戸張 | |||||
4 | 前期 | 薬局・病院薬学 | 堀 | ||||
個別化医療Ⅱ | 堀、秋山 | ||||||
実務実習事前学習Ⅰ | 堀、秋山、大山、戸張、大石、影山、武井、濱田、増田、鯉沼 | ||||||
科別英語特論Ⅰ | 堀、秋山、大山、戸張、大石、影山、武井、濱田、増田、鯉沼 | ||||||
実務実習事前実習 | 堀、秋山、大山、戸張、大石、影山、武井、濱田、増田、鯉沼 | ||||||
後期 | 総合演習 実務 | 大山、濱田 | |||||
実務実習事前学習Ⅱ | 堀、秋山、大山、戸張、大石、影山、武井、濱田、増田、鯉沼 | ||||||
5 | 前期 | 医薬品開発特論Ⅱ | 影山 | ||||
後期 | 科別英語特論Ⅱ | 堀、秋山、大山、戸張、大石、影山、武井、濱田、増田、鯉沼 | |||||
情報収集Ⅱ/問題解決(調査研究コース) | 秋山、大山、戸張、影山、武井、濱田、増田 | ||||||
6 | 前期 | 高齢者医療 | 影山 | ||||
後期 | 薬学演習Ⅱ-ⅲ 実務 | 秋山、戸張、影山、武井、増田 | |||||
総合演習Ⅱ | 堀、大山、濱田 |
(1) 薬剤師の役割を探る
1. 高齢者や小児等への薬物投与のためのファーマコメトリクスの手法を用いた安全で安心な薬物療法に関する研究
介護施設や高齢者家族を中心に各種代謝機能の低下や、食生活や体格の変化に伴う、投与量調整の必要性について啓蒙活動を通したその意識に関する調査研究
2. 緩和医療における教育および医療用麻薬の適正使用に関する研究
終末期がん患者に出現する様々な副作用に関する調査研究
3. 医薬品の適正使用を推奨するための医薬品情報に関する調査研究および先発医薬品並びに後発医薬品における製剤学的評価と服薬アドヒアランスとの関連性等の研究
4. 主に国内外の有害事象自発報告データベースを用いた医薬品と未知のものを含む有害事象の関連性の評価ならびに医薬品の有害事象の発現傾向の解析
5. 手指衛生教育に関して、その必要性を理解しかつ手技を習得できる効率的な方法の検討
6. 疫学的手法を用いた大学や地域等における健康問題の解決を図るために必要な薬剤師の職能ならびに教育手法の開発
7. 薬局や病院等の医療現場での英語対応とその効果的な習得方法についての研究
8. 医療安全に対する意識調査に関する研究
9. 薬学教育における医療面接(共感・傾聴)の質向上ならびに医療面接時の患者心理に関する研究
10. 生体シミュレータを用いた教育モデルの構築や学習目標に即した学習教材の開発など、新たな臨床薬学教育手法の研究
(2) 外部研究
必要に応じて共同研究先にて研究(外研)を行う等、学生の希望に応じて研究活動を行う事も可能です。
<共同研究先の施設>
東北医科薬科大学、高崎健康福祉大学、北里大学、北陸大学、徳島文理大学、国立保健医療科学院 生活環境研究部、協和調剤薬局、株式会社カメガヤ 等
フィールドワークとして急性期病院、療養型病院、保険薬局、漢方薬局、ドラッグストア、医療系出版社、製薬企業等、薬剤師が活躍する現場等の見学・実習を実施している。