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臨床現場を観て、聴いて、考え、“プラスαの薬剤師”を目指す

研究室のねらい

 医療技術の高度化、医薬分業に伴う医薬品の安全使用といった社会的要請に応えるべく、医療の担い手としての薬の専門知識、技能、コミュニケーション能力を備えた質の高い薬剤師の養成が薬学教育には求められている。本センターにおいては、これらの社会的要請に答えるべく、基礎薬学研究、病院、保険薬局など多様な分野で活躍してきた経験豊富な教員が「プラスアルファの薬剤師」の養成を目指して新たな薬剤師教育方法の開発に努めている。

研究室メンバー

jitsumujishu_01.jpg役職 :氏名    (学位)      :所属学科
教授 :杉浦 宗敏 (薬学博士)    :医療薬学科
准教授:勝山 壮  (薬学博士)    :医療薬物薬学科
准教授:国分 秀也   (薬学博士)    :医療薬学科
講師 :秋山 滋男 (医学博士)    :医療薬学科
講師 :大山 勝宏 (薬学博士)    :医療薬物薬学科
講師 :影山 美穂 (応用生命科学修士):医療薬物薬学科
講師 :武井 佐和子(薬学士)     :医療薬物薬学科
講師 :戸張 裕子 (医学博士)    :医療薬学科
講師 :別生 伸太郎(薬学博士)    :医療薬学科
講師 :増田  多加子 (薬学修士)      :医療薬学科
助教 :濱田 真向 (薬学博士)    :医療薬学科(アイウエオ順)
卒論生人数
6年生:13名
5年生:9名
4年生:18名
(平成29年4月現在)

担当講義

年前期:実務実習事前学習Ⅱ
杉浦 宗敏, 勝山 壮 ,国分 秀也, 秋山 滋男, 大山 勝宏, 影山 美穂, 戸張 裕子, 別生 伸太郎, 増田 多加子,

濱田 真向, 武井 佐和子
5年後期:問題解決(調査研究コース)
杉浦 宗敏, 勝山 壮 ,国分 秀也, 秋山 滋男, 大山 勝宏, 影山 美穂, 戸張 裕子, 別生 伸太郎, 増田  多加子,
濱田 真向, 武井 佐和子
前期:人間と薬学Ⅰ

杉浦 宗敏, 勝山 壮 ,国分 秀也, 秋山 滋男, 大山 勝宏, 影山 美穂, 戸張 裕子, 別生 伸太郎, 増田  多加子,
濱田 真向, 武井 佐和子

後期:人間と薬学Ⅱ

勝山 壮 ,国分 秀也, 秋山 滋男, 大山 勝宏, 影山 美穂, 戸張 裕子 増田 多加子武井 佐和子
後期:ゼミナールⅡ
別生 伸太郎

年後期:地域保健薬学概論
戸張 裕子
後期:実用薬学英語

別生 伸太郎
4後期:総合演習実務
国分 秀也, 秋山 滋男, 大山 勝宏, 別生 伸太郎

4年前期:科別英語特論

杉浦 宗敏, 勝山 壮 ,国分 秀也, 秋山 滋男, 大山 勝宏, 影山 美穂, 戸張 裕子, 別生 伸太郎, 増田  多加子,
濱田 真向, 武井 佐和子
前期:医薬品開発特論Ⅱ
影山 美穂

5年通年:アドバンス英語

杉浦 宗敏, 勝山 壮 ,国分 秀也, 秋山 滋男, 大山 勝宏, 影山 美穂, 戸張 裕子, 別生 伸太郎, 増田  多加子,
濱田 真向, 武井 佐和子

後期:薬学演習Ⅱーⅲ 実務

勝山 壮 ,影山 美穂, 戸張 裕子,武井 佐和子
年前期:高齢者医療

影山 美穂

 

 

 

研究テーマと概要

(1)薬剤師の役割を探る 

  1. がん疼痛治療薬である医療用麻薬(オピオイド)を適正に使用できるように、がん患者におけるオピオイドの母集団薬物動態(PPK)解析およびPKPD解析を行っている。
     
  2. がん化学療法に伴う末梢神経障害や難治性疼痛(神経障害性疼痛)に対する研究ならびに疼痛緩和の代替補完療法の一つであるHerbal medicine(アロマテラピー精油及び漢方薬)の研究を行っている
     
  3. 臨床現場における服薬アドヒアランスの低下等の問題点を抽出し、その解決策を見出す。さらに、患者背景にあった薬剤選択が可能となるツールを構築する。
     
  4. 緩和医療における教育および医療用麻薬の使用に関する研究および抗がん剤調製時の抗がん剤の曝露回避についての教育方法の研究を行っている。
     
  5. 国内外で公開されている有害事象自発報告データベースや医療現場における患者データ等を用いて、医薬品と未知の副作用との関連性、ならびに局所皮膚適用製剤を中心とした医薬品における副作用発現に関わるリスク因子の抽出や発現傾向を見出す研究を行う。
     
  6. 大学や地域等における受動喫煙をはじめとした健康問題の解決を図るために,各種データベースを用いて,薬剤師の視点から疫学的手法を用いた解析を行っている。
     
  7. シミュレーション教育技法を活用した多職種連携教育や模擬患者参加型教育の実践と、その教育効果について検証を行っている。
     

(2)患者心理を知る為の知識、技術を身につける
   シミュレーション教育を基盤とした薬剤師の医療コミュニケーション教育法について研究を行っている。

(3)バイタルサインを読み解く力を身につける
 生体シミュレータを用いた教育モデルの構築や学習目標に即した学習教材の開発など、新たな臨床薬学教育手法の研究を行っている。

(4) 薬剤師を取り巻く現状を知る フィールドワーク)
 薬剤師が活躍している各種現場、例えば在宅患者に対する薬剤師業務、学校薬剤師業務、卸売販売業・製薬会社医薬品情報部門の薬剤師業務、病院薬剤師業務等の見学・研修をとうして、大学で学ぶ薬学的知識を現場   でどのように活用する事ができるか考察する。

最近のトピックス

2017年1月、勝山壮准教授がフレグランスジャーナル社主催AROMA RESEARCH誌の論文賞を受賞されました。論文のタイトルは「神経障害性疼痛モデルに対するベータカリオフィレンのマウス後肢足蹠内皮下併用投与によるモルヒネ抗アロディニア増強効果について」(AROMA RESEARCH第65号 vol.17 No.1 2016掲載、倉本敬二教授共著)で、“香りの機能性と効用に関わる基礎・応用分野の進歩に寄与することが期待される優れた学術的内容を含む論文”として評価されての受賞です。

フィールドワークとして急性期病院、療養型病院、保険薬局、漢方薬局、ドラッグストア、医療系出版社、製薬企業等、薬剤師が活躍する現場等の見学・実習を実施している。

薬学実務実習教育センターのHP