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医療技術の高度化、医薬分業に伴う医薬品の安全使用といった社会的要請に応えるべく、医療の担い手としての薬の専門知識、技能、コミュニケーション能力を備えた質の高い薬剤師の養成が薬学教育には求められている。本センターにおいては、これらの社会的要請に答えるべく、基礎薬学研究、病院、保険薬局など多様な分野で活躍してきた経験豊富な教員が「プラスアルファの薬剤師」の養成を目指して新たな薬剤師教育方法の開発に努めている。
役職 :氏名 (学位) :所属学科
教授 : 堀 祐輔 (医学博士) : 医療薬学科
准教授:秋山 滋男 (医学博士) :医療薬学科
准教授:大山 勝宏 (薬学博士) :医療薬物薬学科
准教授:国分 秀也 (薬学博士) :医療薬学科
准教授:戸張 裕子 (医学博士) :医療薬学科
講師 :大石 咲子 (医学博士) :医療薬学科
講師 :影山 美穂 (応用生命科学修士):医療薬物薬学科
講師 :武井 佐和子(薬学士) :医療薬物薬学科
講師 :濱田 真向 (薬学博士) :医療薬学科
講師 :増田 多加子 (薬学修士) :医療薬学科
助教 :鯉沼 卓真 ( 薬学修士) :医療薬物薬学科
(アイウエオ順)
卒論生人数:6年生:23名, 5年生:31名, 4年生:43名,(2022年4月現在)
1年前期:病気とくすり
堀祐輔, 大山勝宏
1年前期:人間と薬学Ⅰ
堀祐輔, 秋山滋男, 大山勝宏, 国分秀也, 戸張裕子, 影山美穂, 武井佐和子, 濱田真向, 増田多加子, 鯉沼卓真
1年後期:ゼミナールⅠ(薬局薬剤師の仕事を体験してみよう)
堀祐輔, 秋山滋男, 濱田真向, 増田多加子
2年後期:ゼミナールⅡ(処方薬を考えてみよう)
国分秀也
2年後期:ゼミナールⅢ(IPE)
堀祐輔, 国分秀也, 秋山滋男, 大山勝宏, 戸張裕子, 濱田真向, 増田多加子, 鯉沼卓真
2年後期:ゼミナールⅢ(災害薬学論)
堀祐輔, 大山勝宏
3年前期:臨床薬学概論
堀祐輔, 秋山滋男, 影山美穂, 武井佐和子
3年後期:地域保健薬学概論
戸張裕子
4年前期:薬局・病院薬学
堀祐輔
4年前期:個別化医療Ⅱ
堀祐輔, 秋山滋男
4年前期:実務実習事前実習
堀祐輔, 秋山滋男, 大山勝宏, 国分秀也, 戸張裕子, 影山美穂, 武井佐和子, 濱田真向, 増田多加子, 鯉沼卓真
4年:実務実習事前学習Ⅰ(前期)・Ⅱ(後期)
堀祐輔, 秋山滋男, 大山勝宏, 国分秀也, 戸張裕子, 影山美穂, 武井佐和子, 濱田真向, 増田多加子, 鯉沼卓真
4年前期:科別英語特論Ⅰ
堀祐輔, 秋山滋男, 大山勝宏, 国分秀也, 戸張裕子, 影山美穂, 武井佐和子, 濱田真向, 増田多加子, 鯉沼卓真
4年後期:総合演習 実務
大山勝宏, 濱田真向
5年前期:医薬品開発特論Ⅱ
影山美穂
5年:科別英語特論Ⅱ
堀祐輔, 秋山滋男, 大山勝宏, 国分秀也, 戸張裕子, 影山美穂, 武井佐和子, 濱田真向, 増田 多加子, 鯉沼卓真
5年:情報収集Ⅱ/ 問題解決(調査研究コース)
秋山滋男, 大山勝宏, 国分秀也, 戸張裕子, 影山美穂, 武井佐和子, 濱田真向, 増田多加子
6年前期:高齢者医療
影山美穂
6年後期:薬学演習Ⅱーⅲ 実務
秋山滋男, 戸張裕子, 影山美穂, 武井佐和子, 増田多加子
6年後期:総合演習Ⅱ
堀祐輔, 大山勝宏, 国分秀也, 濱田真向
(1)薬剤師の役割を探る
1. 高齢者や小児等への薬物投与のために、ファーマコメトリクスの手法を用いて安全で安心な薬物療法に関する研究を行っている。また、介護施設や高齢者家族を中心に各種代謝機能の低下や、食生活や体格の変化に伴う、投与量調整の必要性について啓蒙活動を通して、その意識に関する調査研究を行っている。
2. 緩和医療における教育および医療用麻薬の適正使用に関する研究を行っている。終末期がん患者に出現する様々な副作用に関する調査研究を行っている。
3. 医薬品の適正使用を推奨するための医薬品情報に関する調査研究および先発医薬品並びに後発医薬品における製剤学的評価と服薬アドヒアランスとの関連性等の研究を行なっている。
4. 主に国内外の有害事象自発報告データベースを用いて,医薬品と未知のものを含む有害事象の関連性の評価ならびに医薬品の有害事象の発現傾向の解析を行っている。
5. 手指衛生教育に関して、その必要性を理解しかつ手技を習得できる効率的な方法の検討を行っている。
6. 大学や地域等における健康問題の解決を図るために必要な薬剤師の職能ならびに教育手法の開発について疫学的手法を用いて行っている。
7. 大規模卒業生調査による,学習成果とキャリアの接続の間接評価を行っている。
8. 医療安全に対する意識調査に関する研究を行っている。
9. 薬学教育における医療面接(共感・傾聴)の質向上ならびに医療面接時の患者心理に関する研究を行っている。
10. 生体シミュレータを用いた教育モデルの構築や学習目標に即した学習教材の開発など、新たな臨床薬学教育手法の研究を行っている。
(2)外部研究
必要に応じて共同研究先にて研究(外研)を行うなど、学生の希望に応じて研究活動を行う事も可能です。
共同研究先の施設
東北医科薬科大学、高崎健康福祉大学、北里大学、北陸大学、徳島文理大学、国立保健医療科学院 生活環境研究部、協和調剤薬局、株式会社カメガヤ
フィールドワークとして急性期病院、療養型病院、保険薬局、漢方薬局、ドラッグストア、医療系出版社、製薬企業等、薬剤師が活躍する現場等の見学・実習を実施している。