News

中枢神経系疾患の病態解析と治療標的の創出

研究室のねらい

脳神経疾患を主なテーマとして動物病態モデルや各種細胞を用い、生化学的・薬理学的な病態解析スタイルを踏襲し、疾患の新たな概念の創出とそれに基づく創薬、あるいは既存薬の新しい適応発見等を目指しています。

研究室メンバー

(役職:氏名 / 学位)
教員
教授:  高木 教夫  博士(薬学)    
准教授: 林 秀樹   博士(薬学)    
助教:  森山 慶之  博士(薬学)
助手:  岩谷 結衣  学士(薬学)

客員教員
客員教授:  胡桃坂 仁志 先生(東京大学 定量生命科学研究所・教授)
客員教授:  袁 博 先生(城西大学 薬学部・教授)
客員准教授: 中尾 豊 先生(カケハシ代表取締役社長)

大学院
博士課程 D4:1名
博士課程 D1:1名
修士課程 M2:1名

学部
6年生  :14名
5年生  :14名
4年生  :15名

詳細

担当講義

(科目: 学年【前・後期】 /教員名)
講義・演習
生物学:1年【前期】/高木教夫、林 秀樹 他
薬理学 II:2年【後期】/高木教夫
バイオ医薬品:3年【前期】/高木教夫、林 秀樹
実用薬学英語:3年【前期】/林 秀樹 他
創薬概論:4年【前期】/高木教夫 他
医薬品創製と基礎(生物系・医療薬学系):4年【前期】/高木教夫、林 秀樹
病態生理学特論:6年【前期】/高木教夫 他
 
実習
生化学実習:3年【前期】/高木教夫、林 秀樹、森山慶之、岩谷結衣
 
卒論教室指導
英語特論 I:4年【前期】/高木教夫、林 秀樹、森山慶之、岩谷結衣
英語特論 II:5年【通年】/高木教夫、林 秀樹、森山慶之、岩谷結衣
課題研究:4、5、6年【通年】/高木教夫、林 秀樹、森山慶之、岩谷結衣
 
大学院
臨床生化学特論:大学院・薬学専攻博士課程/高木教夫
創薬生化学特論:大学院・薬学専攻修士課程/高木教夫

研究テーマと概要

〇脳血管障害の病態に関わる脳血管周囲環境でのチロシンリン酸化シグナル解明と治療戦略
〇脳梗塞病態及び中枢神経系疾患の分子基盤としてのグルタミン酸受容体とその制御
〇脳梗塞病態及び中枢神経系疾患の分子基盤としての糖タンパク質成長因子類とその制御
〇脳梗塞病態及び中枢神経系疾患の分子基盤としてのDNAメチル化とその制御
〇神経幹・前駆細胞を基盤とした中枢神経系疾患の解析と治療戦略
〇グリア細胞由来アポリポタンパク質E含有リポタンパク質(E-LP)の神経保護効果とその機序
〇既存薬を応用した中枢神経系疾患に対する治療戦略
 など

主な研究業績

〇詳細は Publications(研究業績)のページをご参照ください。

学位

博士(薬学)
2021年度
◯Min Wang  :Effects of Senkyunolide I on ischemic cell injury and neurogenesis
◯Yu Zhang        :Mechanisms of anti-inflammatory and anticancer effects of biologically active components of cinobufacini

2020年度
◯浅田 眞由美  :脳梗塞後の神経細胞死におけるDNAメチル化の病態生理学的意義

2019年度
堀之北 一朗  :脳梗塞後のProgranulinの病態生理学的変化と好中球エラスターゼ阻害による新たな治療戦略

2018年度
山田 まりこ  :虚血性脳障害時の LRP1 の病態生理学的変化と furin 阻害薬による神経細胞保護の可能性
◯八田羽 幾子  :新規NSAIDエスフルルビプロフェンテープ剤の変形性関節症を対象とした臨床開発研究
          -経皮吸収向上がもたらす効果と安全性の検討-
2017年度
喜早 慧士  :脳梗塞後の神経幹・前駆細胞の病態生理学的変化に及ぼすGSK-3β 情報伝達系の関与に関する研究
◯坂井 荘一  :SGLT2阻害薬ルセオグリフロジンの尿糖排泄作用に着目した2型糖尿病を対象とした臨床開発研究
                                ー日本人肥満2型糖尿病への有用性に関する検討ー

2015年度
福本 健一  :代謝型グルタミン酸受容体拮抗薬及びKetamineの抗うつ作用の機序に関する研究

修士(薬学)
2018年度
徐 康  :ガマブフォタリンは亜ヒ酸あるいはテモゾロミドで誘導されるヒトグリオブラストーマ細胞毒性を増強する
2016年度
王 瀟  :Antitumor activity of arsentie alone andin combination with tetrandrine against human breast cancer cell line MDA-MB-231 in vitro andin vivo
森 みすず  :アポE含有リポタンパク質の視神経保護効果とα2-マクログロブリン発現に及ぼす影響

主な就職先

【博士課程修了】

旭化成(株)(研究職)、大塚製薬(株)(研究職)、(株)ステムリム(研究職)、ノバルティスファーマ(株)(MSL職)、(株)フェニックスバイオ(研究職)

【修士課程修了】

(株)MICメディカル、PTM Biolabs Inc.、Quintiles IMS(中国大連支社)

【学士課程修了】

【進学】

本学大学院

【法人】

(学)東京薬科大学(教員)

【製薬】

アステラス製薬(株)、アストラゼネカ(株)、エーザイ(株)、グラクソ・スミスクライン(株)、第一三共(株)、大日本住友製薬(株)、

武田薬品工業(株)、田辺三菱製薬(株)、日本べーリンガーインゲルハイム(株)、バイエル薬品(株)、ブリストルマイヤーズ スクイブ(株)




【CRO・SMO】

エイツーヘルスケア株式会社(伊藤忠グループ)、シミック(株)、(株)メディサイエンスプラニング

【病院】

秋田赤十字病院、川崎幸病院、けいゆう病院、古賀総合病院、国立がん研究センター中央病院、甲府共立病院、甲府城南病院

埼玉医科大学病院、
昭和大学医学部附属病院、東海大学医学部付属病院、東邦大学医療センター、獨協医科大学埼玉医療センター、山梨大学医学部附属病院

榊原記念病院、湘南鎌倉総合病院、JA茨城県厚生連病院、多摩丘陵病院、東大宮総合病院、笛吹中央病院、三重県厚生農業協同組合連合会、横須賀共済病院



【医薬品商社】

(株)メディセオ

【一般】

(一財)日本医薬情報センター(学術職)

【調剤薬局】

(株)アイセイ薬局、(株)アインファーマシーズ、エイトライフ(株)、クオール(株)、薬日本堂(株)、(株)コスモ調剤薬局、日本調剤(株)、

日本メディカルシステム(株)、(株)ファーコス、(株)望星薬局、薬樹(株)、
(株)山梨薬剤センター、(株)わかば

【ドラッグストア】

ウエルシア薬局、(株)くすりの福太郎、(株)クリエイトエス・ディー、(株)ココカラファインヘルスケア、(株)サンドラッグ、(株)スギ薬局、

中部薬品(株)、(株)ツルハ、(株)富士薬品、(株)マツモトキヨシ、(株)龍生堂本店