卒業論文関連

2022年度卒業論文関連

卒業論文研究テーマと概要

研究室の方針

 卒論期間は、共用試験、卒後の就職、卒試ならびに薬剤師国家試験のための準備期間であるとともに、サイエンスの未知の分野の探求を課題研究(卒業論文の作成)を通じて行う貴重な体験期間でもある。この両方のバランスを学生の側に立って調節しながら、下記に要約列挙する方針にしたがった指導が行われる。

基礎学力の向上
個性の尊重と伸長
社会で歓迎される人格の形成の場とする
味のある、楽しい研究室創り

自己推薦募集の基準/方法

・積極性をもち、かつ研究に興味を持つ方、実験の好きな方、熱意を持って物事に取り組む意欲がある方を歓迎いたします。

・現在(10月14日以降)自己推薦募集のアンケート用紙を配布しております。適宜取りに来て下さい。

・アンケート提出後、面接日時を決めて職員と一人ずつ面接いたします。

備考

実験研究コース(9名募集うち自己推薦5名)
・より安全な化学療法に向けた表現型検査法の開発
・薬物代謝第II相酵素の機能解明とその役割
・和漢薬や植物成分による生体防御とがん抑制機構

調査研究コース(5名募集うち自己推薦3名)
・英語科学論文情報の検索と読解、要約
・医療薬学情報調査による調査研究

卒業論文研究テーマ(令和3年度卒論テーマ)

ジヒドロピリミジンデヒドロゲナーゼ変異体の発現系の構築に関する研究
ジヒドロピリミジンデヒドロゲナーゼ変異体の発現条件に関する研究

ジヒドロピリミジンデヒドロゲナーゼ変異体の二量体形成と活性に関する研究
ジヒドロピリミジンデヒドロゲナーゼの遺伝的多型性に基づく活性変化に対応するがん治療方法に関する文献情報調査研究
ジヒドロピリミジンデヒドロゲナーゼの遺伝的多型性とハプロタイプの人種差に関する文献情報調査研究
PAPS合成酵素のAPS-kinase領域における酵素機能に関する研究
PAPS合成酵素のATP-sulfurylase領域における酵素機能に関する研究
PAPS合成酵素の酵素機能発現に関する研究
日本人患者におけるタクロリムス療法に関する文献調査研究
CYP2D6遺伝子多型とタモキシフェンの治療効果に関する文献調査研究
Nrf2活性化作用をもつfalcarindiolの正常マウスにおける利尿作用に関する研究
A549細胞における加水分解型タンニンによるNrf2抑制に関わるシステインプロテアーゼに関する研究
硫黄アクセプターとしてのfalcarindiolとその毒性学的意義に関する研究
COVID-19に対するNrf2活性剤の治療薬としての可能性に関する文献調査研究