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創薬・再生医療を目指した細胞接着分子の機能解明と応用

研究のねらい

 病態生化学教室では、合成ペプチドや組換えタンパクなどの細胞接着分子を用い、細胞接着タンパク質の機能解明、関連する疾患の病態解明、再生医療に向けたiPS細胞培養や生体材料開発、癌などの難治性疾患を標的とした抗体医薬および中分子創薬、ドラッグデリバリーシステム(DDS)への応用などを目指した研究を行っています。 

Concept

 

研究室メンバー

Member
教授:  野水基義  (薬学博士)  researchmap / KAKEN nomizu[at]toyaku.ac.jp
准教授: 吉川大和  (博士(理学))  researchmap / KAKEN kikkawa[at]toyaku.ac.jp
講師:  山田雄二  (博士(薬学))  researchmap / KAKEN yuyamada[at]toyaku.ac.jp
助教:  濵田圭佑  (博士(薬学))  researchmap ​​​​​/ KAKEN khamada[at]toyaku.ac.jp

博士課程:1名
修士課程:3名
6年生:16名
5年生:16名
4年生:17名
(2021年4月現在)

担当講義

細胞生物学:    1年生【前期】 /野水、吉川、山田、濵田
生化学I:     1年生【後期】 /野水、吉川、山田、濵田
基礎生物学実習  1年生【後期】 /野水、吉川、山田、濱田

研究テーマと概要

1.細胞接着タンパク質、ラミニンの機能解明

 細胞外マトリックスの主要成分で細胞接着タンパク質であるラミニン由来の合成ペプチドのスクリーニングにより、ラミニン分子内の細胞接着部位の同定を行うとともに、中分子創薬の新たなシーズや再生医療やDDSに応用可能な機能性ペプチドの探索を行っています。

 

2.再生医療に応用可能な人工細胞外マトリックスの創製

 高分子多糖で形成した膜やゲルなどの足場材料に細胞接着ペプチドを結合させることで、人工細胞外マトリックスとも呼べる生体材料の開発を行っています。再生医療への応用を視野に、ヒト人工多能性幹細胞(iPS細胞)の培養実験や三次元細胞培養などを行っています。

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3.組換えタンパク質を用いた疾患の病態解明と治療戦略

 組み換えタンパク質を用いて細胞接着分子の関連する疾患の病態解明と治療を目指しています。長鎖のDNA合成技術と構造予測精度の向上から、組換えタンパク質のデザインの可能性は無限に近く広がり、創薬においても組換えタンパク質はこれまで以上に期待されています。
 

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