卒業論文研究テーマと概要

研究室の方針

1. ＣＢＴ対策、国家試験合格を目指し、基礎学力向上に沿った教育指導を行います。
2. 実習教育に参加する場合も有ります。実習教育を通じて、薬学的知識に裏付けされたコミュニケーション力の向上をはかる。学生指導や学生の質問に対応することにより、今まで修得した自身の知識を再確認することができるメリットがあります。
3. 最終的には、卒業試験および国家試験の全員合格を目標にしていますが、センターでのゼミなどを通じて、生命の尊さを良く理解し、人々の健康と福祉に奉仕でき、また、問題解決能力を有する薬剤師になれるように卒論教育を進めます。
4. 外部と連携した調査研究を行うことによって、第３者との連携力を育成します。

卒業論文研究テーマ

• 慢性炎症性疾患に関与する因子の研究
• 梅肉効果の生理活性についての検討
• 細胞外マトリックス代謝異常に起因した疾患の発症メカニズムならびに治療薬開発に関する研究
• 分析の高性能化を目指した装置や部品の開発
• 生活習慣病の発症予防・進展抑止に効果的な食品成分の探索
• 学校薬剤・薬業界(行政・製薬会社・薬局薬剤師・病院薬剤師)について

備考

• 好奇心と向上心のある学生さんを希望します。
• センター教員の専門分野は有機化学、物理化学、分析化学、天然医薬品化学、生化学、薬理学、衛生薬学等、多岐にわたっており、卒論生は専門分野教員の指導を受けることができます。
• センター訪問：６つの実習室いずれでも説明いたします。
• 休日について：原則として、日曜、祝日、夏季・冬季一斉休暇期間。

過去の卒業論文題目

2021年度

• マスク着用による皮膚への影響
• 嗅覚と精油の効果に関する調査研究
• 嚥下障害に対する薬剤師としての対策に関する調査
• 香粧品・美容に関する効果と規制に関する調査研究
• 薬物依存（乱用）の実態とその支援に関する研究
• 急性白血病治療薬の有効性に関する調査研究
• 注意欠如・多動症（ADHD）の病態と治療に関する調査研究
• うつ症状を起こした妊産婦が抱える問題と治療の影響に関する調査研究
• 健康食品と医薬品の相互作用がもたらす人体への影響
• 電子タバコの喫煙による身体への影響
• 新規アトピー性皮膚炎治療薬に関する調査研究
• COVID-19感染症に対する漢方治療に関する調査研究