学内で、学位授与式が開催されました。
コロナ渦で卒業生をセンター全員で送ることはできませんでしたが、教員から、在校生が準備してくれた記念品、寄せ書きを卒業生に渡しました。皆、嬉しそうに寄せ書き、記念品を受け取っていました。
2020年度課題研究発表会をzoomでのonlineで開催いたしました。
11名の6年生が卒論研究の成果を発表し、活発な質疑応答が繰り広げられました。
発表者 題目
柴田 英貴 アロマテラピーとストレスについての調査研究
中村 貴裕 「かかりつけ薬剤師」のコミュニケーションスキルの課題に関する調査研究
石原 凱 新生児,乳児,幼児におけるゲンタマイシンの薬物動態に関するシミュレーション研究
瀬戸口 竜星 国産たばこの主流煙中の重金属の分析
中澤 慧州 がん疼痛患者におけるメサドンの使用方法に関する文献的考察
引場 将希 手洗い手技習得における教育の検討
平川 圭史 日米の医薬品副作用データベースを用いたエベロリムスの蛋白尿発現時期の検討
荻山 紗央莉 パーキンソン病患者に対する薬剤師介入の有用性
竹田 佳奈 薬学生における医療専門用語と略語の理解度調査
武田 有芽 副作用被害救済給付データベースに記載のある一般用医薬品の調査検討
松本 紗枝 医療保険制度別に見た医療関連データの国際比較
卒論生、薬学基礎実習教育センター、薬学教育推進センターの副査を担当くださる先生方そして本センターの教員が参加し、事終了いたしました。
センター主催で2019年度学位記授与式を3月19日に3401教室にて挙行いたしました。
卒業生9名が緊張の面持ちで参列する中、粛々と学位授与が行われました。
卒業生の皆さんそしてご家族の皆様おめでとうございます。
卒業生:新井宏樹,沖優太,鈴木喜貴,笘篠和馬,沼田厳喜,岩田結,折原恵実,梶浦幸歩,冨樫沙莉衣
米田涼馬,秦皓平(欠席)
多方面から薬剤師業務について考え、今後に生かすことを目的に、卒論活動の一貫としてセミナーを開催しました。
日程&テーマ
2月 3日(月) 「 10年後の日本社会で果たす薬剤師の役割」株式会社ファーコス 島田光 明先生
2月 4日(火)「在宅医療特化型の薬局業務について」株式会社わかば 豊崎 泰至先生
2月 5日(水)「 AI時代の最新時流と薬剤師として優秀人財になるためのポイント」 株式会社船井総合研究所 安室 圭祐先生
「薬剤師によるマネーセミナー」株式会社パフモ 石川 孟先生
2月 7日(金)「 薬剤師の関与における地域医療でのフォーミュラリーの在り方」株式会社アイセイ薬局 望月 一司先生
2月10日(月)「望星薬局の未来に活きる教育と活動について ~高度薬学管理機能ってなに?~」 株式会社望星薬局 岡村 優先生
2月12日(水)「在宅医療における薬剤師の仕事内容とやりがい」 ひまわり調剤薬局株式会社 石森 美智代先生
企画担当:別生 慎太郎講師
3年生の歓迎と親睦会を兼ねクリスマス会を開催しました。
4年生15名、3年生21名、教員12名、助手さん2名の総勢50が参加し、
4年生の皆さんの工夫をこらした進行のもと、ゲームにご馳走におしゃべりと楽しい一時を過ごしました。
次年度も、「遊ぶ時は遊び、学ぶ時は学ぶをモットーに共に歩みましょう!」との堀先生のお言葉に卒論生、教員共々来年度に向け思いを共にしました。
9月30日から6週間の予定で南カルフォルニア大学(USC)から2名の留学生が研修に来ています。
講義、実習や施設見学など多くの体験を通して、日本の医療を多く学び取って頂きたいと思います。
伊豆グランパル公園へ教室旅行に行って参りました。猛暑でしたが大型バスを借り切り、皆楽しく親睦を深めました。
宿泊先の伊豆セミナーハウスでは、トランプ、人生ゲームをする者や卒論発表会の話など、自由に朝まで盛り上がりました。
歩いて行けるところに城ヶ崎海岸があり、来年は皆でラジオ体操をしようと目論んでいます。
2019年8月2日(金)9時10分〜13時、敎育5号館6階5603講義室にて、2019年度課題研究発表会を開催いたしました。
15名の6年生がこれまでの研究成果を、緊張の中、精一杯発表いたしました。
指導教員の他、査読頂いた先生方との有意義な質疑応答を通し、卒論生はじめセンター所属の4、5年生一同、実り多き時間を過ごすことができました。
ご参加頂いた先生方に御礼申し上げます。
発表者および題目
新井 宏樹 FAERSを用いたACE阻害薬と乾癬の関連性についての検討FAERSを用いた
ACE阻害薬と乾癬の関連性についての検討
岩田 結 ラタノプロスト・チモロールマレイン酸塩配合点眼液の先発医薬品と後発医薬品の
製剤学的評価を含めた使用性の比較検討
沖 優太 SGLT2阻害薬とDPP4阻害薬の併用治療による安全性の検討
折原 恵実 小中学生を対象とした学校薬剤師による薬物乱用防止教育の効果
梶浦 幸歩 「患者心理」の実習における服薬説明時の患者と薬剤師の位置関係と
態度に関する報告
北村 捷 経口糖尿病治療薬ミチグリニドカルシウム水和物含有製剤の患者指導箋の比較検討
木山 裕介 薬学実務実習教育センターの学生を対象とした医療安全に対する意識調査
小林 史尚 プロバイオティクス摂取による腸内細菌叢に対する影響及び,
その生物学的有用性に関する調査
米田 涼馬 ビタミンDと心血管疾患の関連についての文献的考察
鈴木 喜貴 免疫チェックポイント阻害剤における副作用調査
田中 美羽 公共喫煙所の間仕切り変更前後における大学生の受動喫煙に関する実態調査
富樫 沙莉衣 大学生を対象とした加熱式タバコの使用状況とその知識:2年間の縦断調査
笘篠 和馬 アロマテラピー精油と睡眠についての調査研究
沼田 厳喜 インターネット上の情報検索から観たOTC医薬品の情報提供の課題に関する調査と考察
秦 皓平 ナルデメジンの臨床効果に関する調査検討
2019年4月、堀 祐輔教授がセンター長に就任されました。どうぞ宜しくお願いいたします。
堀 祐輔センター長より一言
この度、薬学実務実習教育センターのセンター長を拝命しました。当センターの伝統を受け継ぎ、教員一丸となって「プラスアルファの薬剤師」を目指した学生指導を行って行く所存です。また、薬剤師を取り巻く環境が大きく変わりつつある中、薬剤師業務の厳しさ、楽しさ、奥深さを伝え、学生各自の志を高めていきたいと思います。
今後とも、ご指導ご鞭撻よろしくお願いします。
薬学実務実習教育センターでは「+αの薬剤師」を目指して卒論生を対象に様々な学外研修プログラムを実施しています。
平成24年度(平成25年1月〜3月)に卒論4年生を対象として「保険薬局と保険薬剤師業務を知ろう」をテーマに保険薬局見学研修を下記日程で望星築地薬局にて実施しました。
実施日程:平成25年2月28日、3月8日、3月15日各2名
望星築地薬局は平成元年に聖路加国際病院の医薬分業に伴い開局しました。当初は世界で初の調剤自動化を構築すると共にお薬手帳(当初の名称はメディケーションノート)を全患者に発行した先駆的な薬局です。現在は、1日平均10施設以上から300枚以上の処方せんを受け、調剤しています。
学生の見学研修報告の一部を以下に示します。
「初めての薬局研修だったのでとても緊張しました。しかし、望星築地薬局の薬剤師の先生方が調剤や薬局業務をについて丁寧に教えて下さいました。また、疑問に思った事をたくさん質問し、勉強することができました。実際に使用している調剤機器を使わせて頂き、安全な薬を提供することの重要さを改めて実感しました。研修でとても印象に残っていることは、患者さんの希望に少しでも多く応えようとしているところです。患者さんの希望があれば些細なことでもその希望に沿えるように細かく記録して次回の来局時に活かすようにされていました。また、薬局の待合室など望星築地薬局全体から患者さんが薬局を利用しやすいよう工夫がされていると思いました。この研修を経て、将来は患者さんに少しでも気遣いのできる薬剤師になりたいという思いを強くしました。最後に私達のためにお忙しい中お時間を割いて説明していただいた先生方に感謝申し上げます。」